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お風呂にカビが生えてしまった…

お風呂や洗面所などの水回りは、カビのトラブルが多い場所です。カビが生える原因には、ある条件があり、特にお風呂場はその条件を満たしやすい環境です。

ここでは、そんなお風呂のカビ対策をご紹介します。

お風呂にカビが生える原因

カビが生える原因とは何でしょうか?
カビの発生にかかわる大きな要素は「温度」「湿度」「酸素」「養分」の4つです。これらが揃うとカビが繁殖します。

酸素はどこにでもありますが、湿度が高く、温度は暖かめ、そしてタンパク質や脂質が集まる場所。
家の中でこの4つの要素がもっとも揃いやすい場所といえば、お風呂です。
つまり、カビにとって繁殖するのに最適なのがお風呂場ということになります。

ただし、カビは上記の4つの要素のうち、1項目でも欠けると繁殖できません。ということは、この4つの中で1項目でもしっかり対策すれば、カビのトラブルを避けることができるのです。

カビの予防法

では、お風呂場のカビを予防するためには、4つの要素のうちどれを対策すればいいのでしょうか?
1つずつ見ていきましょう。

まず、絶対に防げないのが「酸素」ですね。
浴室を真空するというのは一般的には不可能です。

次に「温度」です。カビの発生・繁殖の温度は5~45℃と言われ、特に25℃あたりで活発に繁殖するようです。もし、カビの発生を温度管理で防ぎたいのであれば、常にお風呂場を4℃以下か、46℃以上に保っておく必要があります。ですが、お風呂場でその温度を常に保つということは難しいでしょう。

つまり、「湿度」と「養分」に狙いを定めてカビ対策をするのが現実的ということになります。

換気をする

まず「湿度」対策です。入浴後や掃除後には、必ず換気をする習慣を身に着けましょう。
窓があるならば必ず開け、ない場合は換気扇を回しましょう。また、浴槽に水やお湯を溜めているなら、必ず風呂蓋をするのを忘れないようにしてください。
浴槽の水の蒸発によって、お風呂場の湿気が発生するため、風呂蓋で防ぎましょう。
こうした換気と風呂蓋をするというのは、いちばん手軽なカビ予防対策と言えます。

また、使用後は冬場でも暖かさがしばらく残りますので、お風呂場に冷水をかけて浴室自体の温度を下げておくのも良いですね。

床に残ったシャンプー類などを洗い流す

次に「栄養」です。カビの栄養素は主に「人の垢」「シャンプーや石鹸のカス」「髪の毛」などです。
これは、入浴後にシャワーで洗い流せば、落とせるはずです。気をつけたいのは、お風呂場の床だけをシャワーで流せばいいと思っている方が多いことです。

実は、壁や天井にも垢やシャンプーの泡などが飛んでいます。
壁や天井についた垢やシャンプー・石鹸のカスなどの汚れは、湿気によって発生した水滴と一緒に床へと流れていきます。この汚れがカビにとっての栄養です。

壁と床の境目がカビの発生しやすい場所のひとつといわれるのは、これが原因です。最後に入浴した人が、壁や床などをシャワーで洗い流すというルールを決めれば、この栄養がぐっと少なくなります。

【まとめ】
上記のように、お風呂場でのカビの発生は適切な対処である程度は防ぐことができます。
しかし、例えばお風呂場が水漏れしているなどで湿気が発生する場合もあります。
カビ対策を怠らなかったのに、なぜかカビが発生してしまうとお困りの方、水漏れの可能性がありますので、アンセイへお気軽にご相談ください。

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