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キッチンで水漏れしたときの対処法とは

水周りのトラブルといえば水漏れ。特にキッチンの水漏れはやっかいです。というのも、最近の間取りはDKよりLDKが多く、キッチンは水周りであるにも関わらず、リビングと同じ木製フローリングになっていることが多いからです。
トイレや洗面所の床のように水に強い素材なら安心ですが、フローリングに水は大敵。キッチンの水漏れには素早く対処したほうがよいのです。その対処法と予防法をまとめました。

水漏れしたら、まず場所の特定を!

キッチンが水浸しになっていた!というときは、まず場所の特定をしましょう。水漏れで考えられるのは主に4つ。

●蛇口からの水漏れ
●排水管からの水漏れ
●食器洗浄機からの水漏れ
●冷蔵庫の故障による水漏れ

キッチンの水漏れの対処方法とは

冷蔵庫からの水漏れは、冷凍機能が故障したときに中の氷や霜が解けたものというのが多いです。
食器洗浄機の水漏れは、フタを閉めたときに水漏れを防ぐパッキンの外れや破損、または排水や給水管の破損が原因かもしれません。どちらもメーカーで修理などを依頼しましょう。
キッチンシンク付近の水漏れの場合、まずは止水栓を止めて様子をみましょう。止水栓はキッチンシンクの下の配管付近にあります。マイナスドライバーで締めるものや、手で回せるハンドルタイプがあります。止水栓を止めて水漏れが止まった場合は、止水栓から蛇口までの間に原因があると考えられます。
パッキンや接続部のゆるみからであれば、取替えや修理が必要です。また、蛇口に取り付けるタイプの浄水器を使っている場合は、浄水器のカートリッジが汚れて水が流れにくくなることで水圧がかかり、パッキンや接続部分から水漏れすることがあります。
止水栓を止めてもまだ水漏れがある場合は、配管にトラブルがあると考えられます。この部分の修理は専門業者に依頼しましょう。

キッチンの水漏れの予防策とは

冷蔵庫や食器洗浄機は、寿命が10年ほどと言われています。長く使っていると故障の確率も高くなりますし、10年経てば省エネ対策や機能も大きく進化していますから、点検はもちろん、買い替えもおすすめです。普段使っていて異音がするなど、気になることがあれば早めに点検してもらいましょう。
蛇口からの水漏れは、多くはパッキンの劣化が原因です。特に浄水器を取り付けている方は注意が必要です。水圧がかかりすぎないよう、カートリッジは使用期間を守って取り替えるようにし、浄水を使うときは水の出しすぎに注意しましょう。
シンク下は収納スペースになっていることが多いですが、収納の詰め込みすぎで配管を傷めてしまうこともあるので、シンク下の配管まわりは目で見てすっきりしているくらいに空けておきましょう。
配管からの水漏れは経年劣化が原因であることが多いので、5年に1度は点検が必要です。また、大きめの地震があった後などは特に気をつけましょう。水道代が急に高くなったときなどは水漏れしていないか点検してもらうことをおすすめです。

【まとめ】
キッチンの水漏れは、放っておくとフローリングや床下を傷めることになり、家の寿命を縮めてしまう大きなトラブルにもつながります。こまめな点検や気配りをして、大切に使うようにしょう。

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