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トイレを流すときに、いつもと違う音がしたら不安になりますよね…。故障の前触れだとしても、素人ではどう直せば良いか分かりませんし、故障をしてしまっては生活にも支障が出ます。異変を感じたら、大事になる前に早めに対処したいですね。
そこで、トイレを流すときの異音の原因と対処法についてまとめました。
トイレを流すと、普通は「ジャーッ」という水が正常に流れたときの音がします。
対して、ゴボゴボっという音は水に空気が混ざって流れるときに起こる音。水に空気が混ざって流れるということは、なんらかの異物が排水管に詰まっていて、空気と一緒に流れる音だと考えていいでしょう。
つまり、ゴボゴボっという音は、排水管が多少なりとも詰まっていることが原因と考えられます。
詰まりの原因としては、トイレットペーパーを多めに流してしまうというのがよくあるパターンです。
他にも、トイレットペーパー以外の紙類、オムツやナプキンなどを流してしまったケース、その他のものを落とし流してしまったケースが考えられます。
また節水対策として流れる水の量を極端に少なくしてしまうと、水が流れにくくなりトイレットペーパーが詰まってすぐに流れず、ゴボゴボっという音が鳴ることもあります。
○トイレットペーパーを適量にする
トイレットペーパーは水に溶ける紙だとはいえ、たくさん流してしまうと詰まりの原因となり、ゴボゴボっというトイレの異音の原因に。使う量に気を付けたり、たくさん使うときはこまめに流すのがおすすめです。
○トイレットペーパー以外の紙類を流さない
トイレットペーパーを切らしてしまったので、箱ティッシュで代用・・・なんてことありませんか?トイレットペーパー以外のティッシュペーパーは、水に溶けにくいので詰まりやすくなります。
他にも赤ちゃんのいるご家庭では、お尻拭きもつい流してしまいがち。お尻拭きは湿っていてもしっかり拭けるように、水に強い性質の紙でできています。ですから「トイレに流せる」お尻拭き以外は流さないようにしましょう。
もし、トイレに流せない紙類や、オムツ、ナプキンなどを流してしまったときは、30~1時間ほど時間を置いて流すと、水によってふやけて流れやすくなります。40~60度くらいのお湯を足しておくと、ふやけるのが早くなります。
水を吸わないビニールやプラスチック製品の場合は時間を置いても変わらないので、無理に流さず、取り除く方が安全です。
○流す水の量を無理に変えない
今のトイレは昔に比べて少ない量でもちゃんと流れるように設計されています。それをさらに水が少なくて済むようにタンク内に物を入れたり、タンク内のチェーンの長さを変えたりすると、水が少なすぎて詰まりやすくなります。タンクの中は改造しないようにしましょう。